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2016/06/12(日) 03:20

「モンドくんの似顔絵&ボギーファミリーライブ」無事終了

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この度のイベント「モンドくんの似顔絵&ボギーファミリーライブ」無事終了しました。今回はテレビ局がFBSさん、出版関係からベネッセさん、新聞では熊日さんが取材に入りました。

なぜにそういった多くのメディアから彼らが注目されるのか?勿論、モンドくんの才能によるところも大きいと思いますが、その家族の在り方にも注目されていると言えるでしょう。

ボギーが言ってました。

「家族としてツアーしていくうちにそれぞれの役割が出来上がってきてて、ツアー中はそれこそバンドみたいな感じなんです。バンドはそのうち終わります。だって、10年先も一緒にツアーしてたら変でしょ。だから今を楽しむことにしたんです。」

今の時代は、家族というスタイルが形骸化し壊れている場合があります。つまり、これが家族だという概念自体が薄れているといえるでしょう。

そういった中で「家族」という形を再構築する必要も生まれているのです。それはある意味健全なことです。それと同時に親と子、妻と夫、それぞれの在り方をお互いに決めていかなくていけないという事を意味しています。

もし、それら意識を失ったらどうなるのか?

それは、それぞれの思いが噛み合わず、いつまで経っても意思疎通が出来ない状況を生み出します。当然、意思疎通自体も幻想なのですが、その中においても近づこうとする事によって、私たちは関係性を築き、価値観を確定していくのです。

関係性の希薄さは、価値観自体の希薄さに繋がり、気分とか雰囲気に流される事になります。そこにはいつも不安と懐疑心、そして何より傷つくことを恐れるあまりの無関心があります。

興味のないことには全く無関心。

自分の視界に写っていないもは存在しないという想像力の欠如。

ボギー達の家族という形は、そういった壊れてしまった家族関係をバンドのような力関係で再構築している一つのサンプルとして関心を持たれているのかも知れません。

ベネッセの記者の方がおっしゃってました。

「ボギーさん達の家族に密着してると、面白すぎて書きたいことがたくさんあるんですよ。」

多分、ボギー自身は奇をてらったり、戦略組んで今の状態を作ったわけではありません。面白いからやってみようという感覚なんだと思います。

ちょっとチャンネル切り替えただけです。

しかし、多くの家族がそのチャンネル切り替えてみるというやり方を思いつかない時代なんだなと思います。

実行委員長の内藤君、それから協力頂いたスタッフのみなさん。大変お世話になり有難うございました。この体験がその皆さんにとって、何かを感じる機会になったとしたらありがたいです。

PS.今回のイベントの収益金は、ボギーくんの親戚で熊本地震の罹災者の方に支援金として渡したいと、ボギー君が言ってくれました。音楽やアートで間接的にでも支援のお手伝いが出来たということも改めて報告致します。Okumura Bogey君!そしてモンドくん、家族のみんな。君たちは素晴らしい。

読む 1285 回読まれました 最終修正日 2016/06/12(日) 11:12
浅川 浩二

自己紹介が難しい。あまりに色んな事をやりすぎてアイデンティティーが希薄になってしまった。何が出来るの?って聞かれると答えに窮する。ただ言えるのは、「友だちになれば便利な人だよ」という感じかな。

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