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2016/03/29(火) 02:14

写真がうまくなりたい人の為に。

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写真が上達するためにやれることは何だろう。正直言うと私自身は写真が上手いと思っていない。なぜなら私にはその細部におけるこだわりが薄いからだ。
しかし、上達するべき道はある程度分かる。


まず、モノクロから始めることだ。モノクロには色の情報が欠落している。そのために「形・光・濃淡」といった情報になるため、これらの要素から、一定の在り方を見つける事ができる。
カラー写真はモノクロである程度上達した後に取り組んでも良いだろう。色が先行してしまうと、形やフレーミングに意識がいかない場合も出てくる。
それからテーマを決めることだ。例えば「石」。
石なんてただ撮影しても面白く無い。この面白くないという事が重要だ。当然だんだん飽きる。飽きてきてからが勝負になる。面白くないものを面白くしようと工夫できる人は上達する。
1000枚位撮ればだいぶわかってくる。
しかも面白く撮ろうと意識していた場合、その良さが見えてくる。意識せずにただ撮影しても上達はない。
昔は1000枚もの写真を撮ろうとするととてもお金がかかった。だからこそ真剣にシャッターを切っていたと言える。
しかし、基本的にほとんどお金のかからないデジタルデータでの写真はやはり、そこそこの写真が撮影出来るので、その「そこそこ」で満足してしまう。
そこで思考停止するとやはり上達はないだろう。

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浅川 浩二

自己紹介が難しい。あまりに色んな事をやりすぎてアイデンティティーが希薄になってしまった。何が出来るの?って聞かれると答えに窮する。ただ言えるのは、「友だちになれば便利な人だよ」という感じかな。

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