それに対して、X-E1は色濃度が抑え気味になっており、一見すると地味な発色だろう。当然、向いている先が違うのであって、その結果は自ずと納得できるものではある。
しかし、X-A1の作画のイメージを持ってしまった上でX-E1の絵を見るとどうしても、印象が薄くなってしまう。
Lightroom等でいじれば当然良くなるが、それにしても多少の手間が増える感じも否めない。
勿論プロにとって、こういった画像の加工というか調整は大事な写真のプロセスの一つなのであって、それを面倒だと思うほうが間違っている。
と、わかっているが、分かっているが、それでもなんとなく引っかかる。
せめてJPEGの色味はXA-1的な発色でも良いのではないか?
などと考えてみたが、X-A1のほうが後から発売されたのであって、その時点で初心者向けの色付けがされたというのも理解出来るわけだ。
人間って不条理だと我ながら思った。