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2016/09/13(火) 15:21

撮影におけるフィルターの活用

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デジタル化したことで撮影時における軽減された負担の一つにフィルターによる調整があります。撮影時使われていた色調調整フィルターや明るさの調整のためのフィルターです。

これらがなくても、ある程度はデジタル処理で補正ができるようになったわけです。この恩恵は素晴らしいものですが、だからと言ってフィルター自体が不要になったと考えるのは間違いでしょう。

例えば、夕日など明暗の差が大きなものを撮影する場合、デジタルカメラではデジタルブレンディングと呼ばれるHDRなどの合成技術が有効ですが、この場合のHDRにしてもすべてが有効であるとは限りません。

HDRの場合数枚の露出の違う写真を組み合わせますが、本当に意図に沿った写真になるかは案外運任せみたいな部分があります。つまり、処理ソフトのアルゴリズムに依存します。

それが良い結果になるか違うのかはアルゴリズム任せですし、タイムギャップのあるコマの合成から解像度が失われ、ゴーストが出る場合があります。

そんな場合は、古典的手法と思われがちなフィルターの方が有利である場合が出てくるのです。

例えば下記のようなフィルターが有効です。

https://www.amazon.co.jp/dp/B01G09Q148

フィルターの質においては解像度の低下なども発生するために、実際低価格なフィルターがどの程度有効か難しい判断になるのですが、効果はあると思います。(ガラスタイプのフルターは極端に高価ですからね)

 

読む 1115 回読まれました 最終修正日 2016/09/13(火) 15:34
浅川 浩二

自己紹介が難しい。あまりに色んな事をやりすぎてアイデンティティーが希薄になってしまった。何が出来るの?って聞かれると答えに窮する。ただ言えるのは、「友だちになれば便利な人だよ」という感じかな。

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