今後、都市部における公園の有効利用というのは今後重要な課題にになってくる物と思います。
それはこれだけ価値観が多様化しているにも関わらず、ハードウェアーがそれについていけていないという事実と関連していると思いますが、しかし、ハードウェアーはそれらを動かすソフトウェアー(この場合は法律であったり、条例でと言えるでしょう)の変更で大きくその機能をバージョンアップできるはずです。
2017年6月に改正された公園法では、これら機能の拡充を目指し下記のようなことが策定されました。
□ 保育所など社会福祉施設(通所利用)の占用を可能とすること
□ 民間事業者による公共還元型の収益施設(飲食店、売店など)の設置管理制度の創設
□ 大規模公園施設のPFI事業による設置管理許可期間の延伸(10年から30年に)
□ 公園運営に関する協議会の設置
□ 都市公園の維持修繕に関する技術的基準の策定
その結果、これまでできなかった店舗などの配置なども条件はあるのにしても可能となったり、多くの点での自由度が増しています。
これらの方針を前提にするにしても、そこには住民意識の変革がなければ現実にすることは難しいでしょう。
今回これらイベントがそういった私たち自身の意識の向上のきっかけになることを願います。