ココで重要なのはdbという単位は、相対値であるということです。簡単にいうと、計測器で測った一定の数値があるというわけではありません。
つまり、例えば、人が聞こえる一番小さな音を0デジベルと仮定して、実測値で10倍だと20db、100倍だと、40db、1,000倍だと60dbとあらわすんです。
これは、人間の耳は小さい音には敏感だが大きくなっていくと実際の値よりその差を縮めて感じるという特性があって、それがdbという単位と概ね合致しているということから使われているんです。
小さい音には敏感だが大きな音の音量(音圧)の差には鈍感。
これって、音響的ににはコンプレッサーというエフェクターの機能ですね。人間の耳はこうして大きな音から小さな音までもれなく感じられるように作られています。
画像は常用対数(Wikipedia からの引用)