マイクロフォーサーズのカメラシステムの場合、レベルの高いレンズが低価格で入手出来るという部分がある。この点は恵まれていると言えるが、弱点はスピードライト・・昔の言い方だとストロボ。
この選択肢が少ない。FL-600RとDMW-FL360Lの2つがそれぞれOLYMPUSとPanasonicから出ているが、実は両方ともパナソニック フォト・ライティング株式会社が作っている。OLYMPUS製はOEMだ。
室内での撮影における失敗例です。昨日の撮影の際にこのような横縞が出ました。これは、室内の蛍光灯によるフリッカー現象です。
蛍光灯は目に感じる事のない速度で点滅を繰り返しています。そのため、撮影時のシャッター速度が早くなるとそれらの影響を受けてこのような横縞などが発生します。
この場合のシャッタースピードは1/320で地灯りとの混合光です。
すぐに気が付いて、室内の蛍光灯を消して撮影を続けましたが、昔のフィルムカメラ使ってたら、仕上がりが分からないわけで失敗していたかも。
色んな意味で混合光はなるべく避けるというのは撮影の基本です。
もともと朝日をきれいに撮影するのは案外難しいです。それは、場所によって大きな明るさの差が存在しているからですね。特に太陽が昇ってからだと、その明るさに引きずられて全体がアンダー気味(露光不足)になります。だからと言って、暗いところを明るくしすぎると太陽回りの画像が白く飛んでしまい雰囲気が伝わりません。
以前にも書きましたが、夜間の撮影で、こういった月明かりで撮影する際に気をつけることがあります。この写真はその設定の一つを忘れたために全体的にオレンジ色になっています。
この注意点において、少し説明します。